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この記事では、耳が詰まってしまう山登りの辛い症状について、効果的な治し方を紹介します。
原因や予防法、そして耳詰まりが続く際の対処法など、様々な視点からアプローチしていきましょう。
山の上で耳が詰まった時の治し方
山に登って耳が詰まってしまった場合は、多くの専門家が推奨する6つの効果的な対処法があります。
どの方法でも改善効果が見込める為、自分に合った方法で試してみましょう。
①耳抜きを試す
耳が詰まる主な原因は、気圧の変化が耳と中耳をつなぐ耳管に影響を与えることです。
この状態を解消するために、耳抜きと呼ばれる方法が有効です。
鼻をつまんで口を閉じ、鼻から空気を吹き出すことで、中耳の圧力を変化させることができます。
これにより耳管が開通し、詰まりが解消されることがあります。
②耳管を刺激して開通させる
軽度の耳詰まりの場合は、耳を引っ張ったり、耳の周りをやさしくマッサージしましょう。
これにより、耳管周辺の筋肉を緩め、耳の詰まり感を和らげることができます。
また、この時は無理な力を加えないように注意してください。
③ゆっくりと咽を下げる
のどをごっくんと嚥下することで、耳管の開放を促すことができます。
この動作を繰り返すことで、耳が詰まっていた気圧が均等化されることがあります。
④水を飲む
水を飲むことで咽頭を刺激し、耳管の開放を促進することができます。
特に喉が渇いている場合は、積極的に水を摂取することで耳詰まりの症状を和らげることができます。
⑤ガムを噛む
ガムを噛むことで、耳管が開いたり閉じたりする動作が促進され、耳の圧力を調整しやすくなります。
これにより、耳の奥に詰まった気圧が調整され、耳が詰まっている感覚が和らぐことが期待できます。
ちなみにガムを選ぶ際には、シュガーフリーのものを選ぶと良いでしょう。
特に登山中は、耳が詰まらないように定期的にガムを噛む習慣をつけると効果的です。
⑥鼻をしっかりとかむ
鼻をかむことで、鼻腔内の余分な粘液や異物を除去され、耳につながる耳管の圧力が正常に戻ります。
これにより、耳の詰まりを解消する事ができます。
ただし、過度な力で鼻をかんだ場合、鼻づまりや耳の痛みを引き起こす可能性がある為、注意しましょう。
耳詰まりに関する基本知識
山に登って耳が詰まるという経験は、多くの方が一度は経験するかもしれません。
この現象は、大気圧の変化が原因となって起こります。
山登り中に耳が詰まる主な理由は、高度の急激な変化や気圧の変化によるものです。
耳の中と外の気圧差が発生すると、中の気圧を調整しようとして耳の奥にある耳管が閉じてしまい、それによって耳が詰まる症状が引き起こされることがあります。
また、耳の中には中耳という空気の入った部分があり、この部分の気圧調整がうまくいかなかったり、耳管が詰まってしまったりすることも耳が詰まる要因の一つです。
一般的に、山を登ると高度が上がるにつれて気圧が低くなり、耳詰まりが起きやすくなります。
さらに、急激な高度の変化や運動中に呼吸が乱れることで耳管の調整がうまくいかなくなり、耳詰まりが起きやすい環境になっていきます。
特に登山中は気圧の変化が激しいため、耳の調整が追いつかないことが耳詰まりの大きな原因です。
耳が詰まる感覚は不快であり、場合によっては痛みを伴うこともあります。
この症状を改善するためには、適切な対処法や予防策が必要となります。
例えば、耳を鳴らす、飲み込む、あごを動かすなどの方法が有効です。
また、耳が詰まる原因には疲労やストレス、風邪などの身体の状態も関係しています。
山登り前には身体の状態を整え、万全の状態で登山に臨むことが重要です。
山登り中の耳詰まりを予防するためのポイント
まず、耳が詰まる原因の一つに気圧の変化が挙げられます。
そのため、登山前に気象情報をしっかり確認し、天候の変化に備えることが重要です。
また、高地に移動する際には徐々に標高を上げることで耳にかかる負担を軽減することができます。
次に、正しい呼吸法を心がけることも大切です。
適切な呼吸をすることで、気圧の変化による耳管の開閉をスムーズにすることができます。
また、耳を温めることも耳詰まりを予防する効果があります。
帽子やイヤーマフを使用して耳を保護し、寒さから耳を守ることが重要です。
さらに、ご自身の体調や疾患に気を配ることも大切です。
特に鼻水や副鼻腔炎などの症状がある場合は、耳管が詰まりやすくなる可能性があるため、注意が必要です。
万が一耳が詰まってしまった場合は、無理をせず休息を取り、耳を温めるなどの対処を行うことが重要です。
そして大事なのが、適切な水分補給を心掛けることです。
水分不足は粘膜を乾燥させ、耳の詰まりを引き起こす可能性があります。
登山中はこまめに水分補給を行い、体調管理をしっかりと行いましょう。
以上のポイントをしっかり意識しながら山登りを楽しむことで、耳が詰まるリスクを軽減することができます。
しっかりとした準備と注意を怠らないことが、心地よい山登りのための鍵となります。
登山後でも治らない場合の耳詰まり対策
・適切な休息と水分摂取
山登り後はゆっくりと体を休めて耳に負担をかけないようにしましょう。
顎を大きく動かす、あくびをするといった方法が有効です。
また、アルコールやカフェインを摂取することで耳の血行を促進し、詰まりを解消することもできます。
さらに、水分を適切に摂取することで粘膜の乾燥を防ぎ、耳の詰まりを緩和することができます。
・イヤーキャンドルや入浴
耳の詰まりが比較的軽い場合には、イヤーキャンドルや湯船に浸かって蒸気を浴びることで症状が和らぐことがあります。
ちなみにイヤーキャンドルとは、通常ロウや綿などで作られた円筒形のキャンドルの事を指します。
耳に挿入して燃やすことで出来る真空効果により、耳の奥の詰まりを取り除く効果が期待されます。
ただし火を扱うため、正しい使用法を守ることが重要です。
・耳かきの注意
耳の中が詰まっているときは、無理に耳かきを使用するのは避けましょう。
耳かきは逆効果になることもありますので、詰まりがひどい場合は耳鼻科の医師に相談することをおすすめします。
・医師の診断と処方薬
症状が重い場合や自己処理では改善しない場合には、耳鼻科を受診しましょう。
医師が状況に応じて適切な処置や処方薬を提案してくれます。
まとめ
山に登って耳が詰まる際の治し方について、様々な方法や対処法を紹介してきました。
耳が詰まる原因や山登り中の予防方法、専門家による効果的な対処法など、耳の健康に関する重要なポイントを押さえることができました。
耳詰まりが起こった際には、急な対処法や継続的なケア方法など、様々なアプローチがありますが、自身の体調や症状に合わせて適切な方法を選択することが重要です。
山登りを楽しむ上で耳のトラブルは避けたいものですが、万が一耳が詰まってしまった際には焦らず冷静に対処することがポイントです。
この記事で紹介した情報を活用し、山登りをより安全かつ快適に楽しんでいただければと思います。
耳の健康をしっかりと守りながら、山の自然を存分に満喫しましょう。